
大学を中退して公務員を目指す人に
気をつけて欲しいポイントを6つお話しします。
1 準備期間はあるか?
大学を辞めようと考える人の多くは6月や2月に多いものです。仮に6月だと大卒程度の試験は1次試験が終わっているのでC日程と言われる9月の試験か、来年の試験を目標にしなければなりません。ご自分がいつ、どのタイミングで試験を受けるのか、大学を辞めるタイミングと合わせて考える必要があります。
2 奨学金の返済が始まる
大学生の半数以上が奨学金を利用しています。大学をやめれば奨学金の返済が始まります。あなたが奨学金を利用しているなら月々の支払い金額を確認して、状況によってはアルバイトの準備をしましょう。
3 専門科目を勉強しなければならないのか?
目指す公務員試験によっては専門科目が出題されるものもあります。専門科目の勉強には勉強に専念できる環境と平均で10ヶ月程度の時間を計画してください。
4 SPIやSCOAを実施する試験の落とし穴
試験まで時間がないことや学力に自信がないことを理由にSPIやSCOA (スコア)などの基礎的な学力だけを見る公務員試験だけを狙う人がいますが、はっきり言って、甘いです。
筆記試験がラクなのは、2次試験や3次試験の集団討論や個人面接を重視しているからです。
5 どこにも属さない不安との戦い
学校に通っていれば「・・大学の斉藤です」社会人なら「xx会社の鈴木です」と自分の社会の何に属しているかを話すことが多いです。
大学を辞めてしまうと社会的な所属がなくなり、思いのほか孤独を感じます。大学に通っている友人や地元の友達にも「今何やってんの」と聞かれるのが面倒で会いたくなくなることも珍しくありません。
6 親に相談しない
意外と多いのが「自分一人でこっそり準備をすること」親に大学をやめれば「反対される」のを警戒して自分だけで悩みを抱えてしまうケースも多いです。でも、ここは大学を辞める前に公務員になるための応援をして欲しいと親御さんに相談して、出来るだけ協力を取り付けるようにしましょう。
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