社会に出てから積み上げていくのがキャリアです。
キャリアを正しく作っていくために学校があり、進学先が決まります。その進路先は子供がどんな勉強がしたいのか、どんな大学に行きたいのか、その意見を尊重しつつ、一緒に話し合って決めることが一番いい方法なのですが、子供が将来について無関心だったり、曖昧な考えしか持っていないと親が誘導したり、一方的に押し付けたりしがちです。
学生から社会に出るときは、おそらく人生で最も大きなギャップを感じる人も少なく無いのに、その対策に無頓着な人が多いことに驚きます。それは保育園から小学校に上がるときよりも、小学校から中学校に上がるときよりも、はるかに大きなギャップだと思うのです。
私たちが無頓着になっている理由は、体が成長した自分の子供を見て「もう大人だから」「自分で考えて」と自分たちの経験値から放置するのが普通だと考えているからなのかもしれません。
しかし現代は今の高校生の親世代ほど、世の中が単純なのではありません。価値観や世の中の状況が今までにはないスピードで変化しますし、就職氷河期世代のような時代に翻弄されることもあるのです。
日本ではニートが100万人もいます。
進路とキャリアについて、ここできちんと整理して、お子さんに伝えていかなければならない時は来ているのかもしれません。
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