高校生が現役で

公務員になるには




 

公務員なるには高校生プロジェクト

 


高校生のうちに


公務員になることを考えている人が

1番に考えるのが、




学費がかからないこと

ではないでしょうか?




学費がかからないと

いうのは、


学費が「浮く」だけでは

ありません。




あなたが現役で公務員になったら、


その収入も加味して、

その価値を考えましょう。




例えば、



予備校1年間の学費が60万円。

交通費、諸雑費合わせて100万円に、


あなたが働いた収入300万円を加えた



400万円が

価値の違いになります。



専門学校2年制なら

1000万円です。


学生から社会人になるときに、



誰もが、

大きな「ルール」変更を言い渡されます。



そのルールとは何かというと、



学生時代の上下関係は

「年齢」だったのに対して、



社会の上下関係は

「入ったもの順」になります。




昭和の時代には


学齢が

社会の上下関係を作りましたが、



みんなが大学に行ける時代になって、



そんなものは

無くなりました。



北海道知事の鈴木さんも、


元は高校で現役合格した

東京都の職員でしたし、




横浜のクルーズ船で

コロナ感染の陣頭指揮をとった



町田さんも

高校現役で当時の防衛庁に入り


高校ノンキャリで初の

審議官にまで出世されました。




要は、

仕事ができる人が出世するわけで、




大学を出た高校時代の

同級生が、



職場では

部下や後輩になります。




このキャリアの差は

一生変わりません。





収入やキャリアでのメリットが大きい

高校現役合格の道ですが、



みんなが選ばない道には

障害になるものもあります。



それが次に挙げる2つです。



高校生から公務員を目指す道は

大きく2つあります。




1つは高校を卒業して

大学や専門学校や予備校に進学して公務員を目指す道。




もう1つが

高校現役で公務員になる道です。




あなたが「高校生公務員」

検索をかけて出てくる情報は、




高卒区分の試験内容や

勉強の方法を紹介しているものが多いと思いますが、



実は「高卒区分」の公務員で

内定している人の半数以上は、



専門や予備校に通っている

20歳の人で、



国家公務員なら

内定者の約7割が既卒者です。




なので、

高校生の公務員試験と言ったら、



高校を出てから、


予備校や専門学校に通う。


これが「常識」になっています。




ここでは

常識ではないと思われている、




高校生が「現役」で公務員になる道について

お話しようと思います。




意外に思うかもしれませんが、




高卒区分の試験を



予備校や専門学校に通って

合格するのと、



高校のうちに、

合格するのとでは、



同じ試験であっても、


その方法や戦略が

全然違います。





あなたが高校現役で公務員を

目指すことを考えているなら、




最後まで読んで

欲しいと思います。



また


大学を出て公務員になるか、

高卒で公務員になるかを迷っているようでしたら、



こちらのページも参考にしてください。




では、


高校現役で公務員になるポイントについて、

お話しします。



(1)  学費がかからない



(2)キャリアが早く積める



(3)学校行事とリンクしない


今もお話ししたように



高校生の9割が

進学するので、



学校行事は


進学者のスケジュールで

できています。



例として、



試験の当日が

「文化祭」だったり、


2次試験の面接の日が

中間テストだったします。



大変ですが、先生に話をすれば

対応してくれます。



(5)フォローを期待できない


学校が進学する生徒のスケジュールで動けば、



先生もその体制で

仕事をしますから、



学年で2名くらいの

現役合格を目指す生徒に



付きっ切りで指導する事は、

まずありませんし、



「高校現役合格を目指すのをやめて、

専門に進学したらどうか」と



勧められることは

あると思ってください。





どのような形で

公務員試験にチャレンジするかは、



お父さん、

お母さんと相談しながら、



あなたが

決めることになると思いますが、



最後に1つだけお話して

このページを終わりたいと思います。


3 高校現役で公務員に

なるための1番の課題


それは



社会とあなたは

繋がっていない現実を知ること





ちょっと分かりズラいので、

説明します・・




小学校から高校まで

通っていて、



あなたは「みんなと同じ」ものを

選んできたと思います。



みんなと同じものを選ぶことが、

社会の流れに合わせること。



社会の流れに合わせている自分は



「社会」と繋がっていると

思っているが大半です。





ところが、

それは錯覚で、

  



あなたは「社会」とつながって無いことに

気がつくのです。




それが、

学生から社会人になる時。




●先輩には大きな声で挨拶しなさい。

●勉強やスポーツを頑張りなさい。

●いい大学を出なさい。

●進学しなさい。



そう、教えられて来たのに、



新入生の時に

高3だった先輩が



社会人になったら

後輩になったり、



高卒で北海道知事になる人や

審議官になる人がいるように、



学歴は仕事や出世には

あんまり関係ないと知れば、




高校までに自分が

当たり前だと思っていたことが、



全部ひっくり返ってしまうのです。




今まで教わってきた「社会」と


リアルな社会は

違うことを知ってしまう。




そうなると、



リアルな社会に

「自分」からアクセスをして、



結びつきを

作っていかなきゃならない。




人はそれぞれ違うから、



集団で

何かを教える学校では、



一人一人に違った指導など

期待できない・・



つまり



自分で考えて、


自分から就職を希望する先との結びつきを見つけて、行動する。




これが



高校現役で公務員になる

1番の課題だと考えています。




難しい課題です。



だから大学では


就活に1年という

長い期間をかけるのだと思います。






この話を読んで、

あなたはどういう感想を持ちましたか?





私は、

ここまで読んだ人なら、



この難しい壁を越えて、




公務員試験を高校生から、



現役で目指す道を

考えてもいいんじゃないかと思ってます




なぜなら、

この記事を選んだ段階で、



目指す理由はともかく、




皆が選ばない道を

選ぼうとしている訳ですから、



社会に出ることへの意識が

一歩先に進んでいると思います。




ここでのお話は

以上になります。




この先は、



社会と自分がつながっていると



錯覚したまま

大学に進んだ人の実話を元に



高校現役で公務員になるための

具体的なお話をします。




下の「続きを読む」を押して、



この先をご覧ください。

目次


1 公務員試験高校生にある2つの道

2 高校現役公務員になるポイント


  (1)学費がかからない

      (2)キャリアが早く積める

      (3)学校行事とリンクしない

      (4)高卒公務員への勉強はいつから

    (5)フォローを期待できない


3 高校現役で公務員になるための1番の課題


2 高校現役公務員になるポイント



1 高校生から公務員を目指す道



(4)高卒で公務員への勉強はいつから


個人差はありますが、


高校1年生から始めている人もいます。



大事なのは

まず行動を起こすことです。



公務員試験は学科、作文、面接と

すべてが審査される「総力戦」ですから


やってみないと


何が足りないのか?

どれだけ時間が必要なのかが?



分かりません。



ただ、どんなに遅くても高3の5月には動き始めないと現役合格は難しくなると思ってください。



講習会でも


公務員試験高校生の現役合格率は



早く始めていればいるほど、

合格率も100%に近く、


高3の5月以降に始めた人の現役合格率は

50%を切ります。